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中古で買える一軒家のメリット&デメリットは?

従来は一軒家を購入するといえば、新築住宅を購入するのが前提とされてきました。一軒家の寿命がヨーロッパなどと比較すると明らかに短命な日本の住宅事情においては、当然新築の住宅を購入して、最新の設備や流行を取り入れた環境の中で日常生活を送りたいとのニーズが高いのは、ある意味当然の流れといえるでしょう。
しかしながら、少子高齢化社会の到来と、独居世帯の増加などにみられる世帯構成員数の減少などは、従来の住宅市場における新築物件信仰ともいうべき常識に変容をもたらしつつあります。
現在、跡取りのなくなった空き家が全国レベルで急増しており、市場に流れる中古物件の一軒家の数が急増しています。マンションなどに代表される集合住宅では数十年ごとに大規模修繕が必要なので、定期的な修繕金の積立が必須になりますが、一軒家ではそのような事情はありません。中古物件の場合は割安の価格で、間取りが良いコストパフォーマンスの高い物件を入手できる、という大きなメリットがあるのです。

中古の一軒家におけるメリットは割安な価格で購入できる点に尽きるわけではありません。割安な価格で購入することで、修繕費やリノベーションやリフォームに費やせる金額も確保することができます。最近比較的よくみられる事例は、割安な価格で中古物件を購入して大規模なリノベーションを施して、居住性能を大きく向上させるというものです。リフォームが新築当時の状態に回復させることを目的にしているのに対して、リノベーションでは新築時を越えた最新の設備を設置したり、間取りの変更を加えたり、と大規模な居住性能のアップグレードが可能な点に特徴があります。割安な価格での中古一軒家の購入と、大規模なリノベーションを組み合わせることでリーズナブルに最新の住まいを手に入れることができるのは、中古物件ならではメリットです。

しかし中古物件で一軒家を購入することには、良い点ばかりでなくデメリットが存在するのも事実です。耐震性が低く立地条件も限定されるうえに修繕費もかさむことが指摘されます。耐震性能を上げるためには巨額の費用が必要になる場合がありますが、リノベーション時に清算できることも多いようです。しかしデメリットのなかでも立地条件は如何ともしがたいのが現実です。なかには接道義務との関係で、再建築不可物件なども存在しています。
中古物件は資産価値の面でも注意を払うべき物件といえるでしょう。